割合の考え方 3

割り算について考察してみましょう。

単純に考えると、割り算ですから“割る”とか“分ける”ものである、となります。
6÷3というのは、6を3つずつに分ける、とか、6を3人に分ける、ということです。

しかし、このように考えると、少数や分数での割り算が理解できません。
そこで、私は、数をそれに相当する割合で割ると、割合1(つまりもとの数)の数が出る、と教えています。

例)消費税5%を含むと5250円の品物の価格(消費税抜きの価格)はいくらでしょう。
消費税を含んだ、割合1.05の値段が5250円である。
求める価格は、割合1の価格なので、
5250÷1.05=5000

例)6リットルは○リットルの1.2倍である。
○リットルの割合が1で、6リットルの割合が1.2である。
求めるものは割合1の量なので、
6÷1.2=5


この考え方は、最初に書いた問題でもあてはまるのです。
例)6リットルは○リットルの3倍である。
6リットルの割合は3(倍)で、○リットルの割合は1である。
6÷3=2


つまり、割り算は割合1の数を出すためのものなのです。
これがわかると、問題を数直線の図に表せば、簡単に割合1の数字が出せるようになるのです。


このあたりは、算数の面白いところですね。